ASUS VivoBook 15 X512JAを分解してメモリ増設
概要
昨年購入したASUS VivoBook 15 X512JAをYoutubeの視聴等に使っていたのですが、メモリ不足がずっと気になっていました。
動画や配信を流しっぱなしにするくらいだと問題ないのですが、ブラウザのタブを複数開いているとメモリ使用率が85%を超えてきます。
分解が簡単そうだったので、メモリを増設してみました。
スペック
CPU: Core i3-1005G1
Memory: DDR4-2666 8GB
Storage: SSD 256GB
どちらかというと低スペックな部類に入るのではないでしょうか。
まあ動画視聴くらいには十分なスペックです。
今回はメモリを8GBから12GBに増設します。
※なぜこんなに中途半端な数字なのかは後述します。
分解
裏返すと、ネジが10箇所あります。
すべてプラスドライバーで対応できます。
開けるとすぐにマザーボードが見えます。
明らかにHDDが入りそうなスペースがあります。
SATAの端子やケーブルは見当たらなかったので、おそらくHDD搭載モデルにも対応できるようにスペースだけ確保してあるのではないでしょうか。
SSDはWestern Digital PC SN520 NVMe SSD(256GB)でした。
ストレージを増やしたかったらここを交換するだけで大丈夫ですね。
少し寄り道してしまいました。
こちらが今回の分解目的であるメモリです。スロットが1つだけあります。
取り出してみると、SamsungのDDR4-3200(4GB)です。8GBではなく4GBです。
このPCのメモリ搭載量は計8GBなのですが、8GBメモリ1枚ではなく、
4GBのオンボード搭載メモリ + 4GBのスロット搭載メモリ = 8GB
となっています。
※AsusのノートPCではよく見る構成です。
これを今回は、
4GBのオンボード搭載メモリ + 8GBのスロット搭載メモリ = 12GB
に変更します。
これが12GBという中途半端な数字の理由です。
オンボードのメモリを交換できるかどうかは分かりません。
できるとしてもはんだ付け等が必要になり、コスパが悪いのではないでしょうか。
あと気になったのが、タスクマネージャーでみるとメモリクロックが2667(2666)MHzとなっています。
Core i3-1005G1が3200MHzをサポートしていることを考慮すると、スロット搭載メモリは3200MHzだがオンボードのメモリが2666MHzなので、システムが2666MHzに合わせている、ということでしょうか。
なんでこんな構成にしたのかよく分かりませんが、3200MHzが2666MHzになったくらいで体感できる差はほぼ無いと思うので、気にしないでおきます。
では実際にメモリを交換します。
今回購入したメモリがこちらです。
シリコンパワー ノートPC用メモリ DDR4-3200 (PC4-25600) 8GB×2枚 (16GB) 260Pin 1.2V CL22 SP016GBSFU320B22
残りのもう1枚は別のノートPCに使います。
交換しました。
確認
起動後、タスクマネージャーで確認します。
ちゃんと8GBから12GBに増えています。
増設後は多くても8~9GB(66~75%)くらいになり、メモリ不足は解消しました。